ナポリ
五日目朝、列車で、約3時間30分掛けて、陽光きらめく南イタリアのナポリに向かう。ここでハップニングが起きる。
他のツアー(日本人同士)と指定席のバッティングがでた。日本人は、相手思いの精神があり、この場合半々で席を譲り合った。ところが、
他のツアーで、騒動がおきた。ローマ駅に近づいたので、荷物の監視のため添乗員と手伝さんが席を立った。ローマ駅に着いてもまだ二人が戻ってこない間に、
ローマ駅から乗ってきたイタリア人が空いている席に座った。
さて、ここから一騒動、荷物の監視から戻ってきた二人が、「この席は、私の席だ」「キップを見せろ」とわめいてもガント知らぬ 顔。この心臓に日本人は、
呆気にとらえる。いくら頑張ってもビクともしない。最後
は、車掌 を呼んでヤット解決。
また、同じ車両で他のツワーの連中だが、ナポリ駅に着い時荷物がないことに気がつくが既に遅し。近くにいた人の話では、
車中で、大きなバッグを持った男が居て、網棚に新聞紙を置き座席で、チョコレイトなどムシャムシャ食べた後、
何気なく席を立ち新聞紙を取りバックに入れて去った人が居たそうだ。
私は、思った。「日本人のいい子は、日本だけでいい。外国にいるときは、ガンと自分の意見を押しとうせねば」と・・・。
また、「荷物は何時も見張るように」・・・・と、そう考えているうちにナポリに到着。
昼食は、ピザを食べた後、ボンペイの遺跡の見学。
ベスビオ火山の噴火で埋没したこと年ボンペイの遺跡を見学したが、2000年前に既に現在と 同等な生活をしていたことに驚くばかりである。
エロスもしかり。
サンタルチア湾をみ、城を築くとき基礎に卵を埋めたカステル・デローポを眺めながら、夕食へ。
今晩の飲み物代は、添乗員が自腹を切った。
カステル・デローポ |
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カステル・デローポをバックに全員で(スキャナーから) |
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六日目は、ナポリから約30km先の海に浮かぶカプリ島へ
船でカプリ島に到着後、40人乗り位の船で、青の洞窟入口まで行く。そこで、7人乗りの小船に乗り換える。
この乗り換えが大変。小船の船頭の腕だけが頼りだ。よくぞ海に落ちないことよ。
小船では、全員足を伸ばし仰向けに寝る状態になる。さて、ここからが大変。青の洞窟の入口が非常に狭い。
また、少しでも波があると頭を岩にぶつける。必死になって洞窟に入る。中は真っ黒でなにがなんだが分からない。
そのとき、船頭が洞窟の入口の方を見るように指示がでた。その瞬間。青く神秘的に光る水面を見る。感無量。見た者しか味あえない瞬間である。
数千年かけた海の侵食により形成された神秘的に光る洞窟の情景を余韻を残しながらナポリから238km先のローマにバスで向かう。
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