日吉会の友人が、安いツアーがあるが一緒にいかないか、と連絡があった。朝日新聞の広告に、trapics (阪急交通社)の「<20周年記念特別企画>【「200名限定】北京4日間」のツアーで料金は2万円と、掲載されていた。スケジュールを見ると、すべて食事付きで万里の長城も観光する、とあった。ちょっと安すぎると思ったが、ホテルをグレードアップ(プラス5千円)して北京に行くことにした。 ツアーを申し込んで出発するまで、約1ケ月あったがその間、新型インフルエンザが、中国でも感染者がでた、と報道された。その後、ついに我が国にも感染者が出た。そんな状況なので、ツアーは中止になるのかと思ったりしたが、trapics から何も連絡がなく出発の日がやってきた。 とりあえず、成田に向かった。参加者は、51名いた。添乗員は付かないが、trapics の担当員が、いろいろ説明を始めた。「中国(中華人民共和国)において、新型インフルエンザの中国国内侵入に対する【水際対策】として、サーモグラフィーによう発熱の検査が行われており、中国到着時に、37度以上の発熱者に対して、検査入院の処置がとられているとの情報を入手した」と、説明があり、万が一、詳しい検査の対象になった場合は、弊社現地係員まで連絡してください。とのことであった。航空機は、19時40分に離陸して、北京に向かった。 時差は、北京が日本より1時間遅い。飛行時間は約3時間55分。現地時間で22時25分頃到着した。検査員が、一人ひとり額にサーモングラフィー装置を近づけてチェックが始まった。一人でやるので時間がかかる。我慢して待つしかない。我々の座席の前の方で1人が、後ろの方で1人が37度以上あった。その人たちは、体温計で再度チェックをする。担当員は、電話でやりとりして対処していた。結果はどうだったのかわからないが、新型インフルエンザではなさそうだった。でも、約2時間機内で待たされて、24時35分に機内から降りた。現地ガイドさんが心配そうに待っていた。ここで、ホッテルグレードアップ組とそうでない組と分かれてそれぞれホテルに向かった。ホテルに到着したのは1時30分頃だった。 (写真上:夕食) (写真中:サーモングラフィーでチェックをされる) (写真下:無事入国手続きに向かう) 写真の拡大は、「クイックリイに写真を閲覧」をご利用ください。 |
スケジュール
◎:入場観光 ○:下車観光 △:車窓観光月 日 | 都市名 | 時刻 | 交通機関 | スケジュール |
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1日目5/25 | 東京(成田) 北京着 ホテル |
19:40離 22:25着 1:30着 |
CA168 バス |
《空路、北京へ》 (所要時間約3時間55分) 「発熱の検査」 ホテル 新世紀日航飯店 |
2日目5/26 | 北京 ホテル ホテル |
7:30発 21:05着 |
バス |
午前: 《北京市内観光》 ◎頤和園 〈約1時間〉 △鳥の巣 △水位方 ◎明の十三陵(定陵)〈約1時間〉 昼食は、広東料理 午後:《郊外観光》 ◎万里の長城(八達嶺)〈約1時間〉 ◇茶芸館にて中国茶道の実演とショッピング〈約40分〉 夕食は麻婆豆腐などの四川料理 OP:『中国雑技鑑賞』 |
3日目5/27 | 北京 ホテル |
7:30発 21:05着 |
バス |
午前: 《北京市内観光》 ○天安門広場 〈約45分〉 ◎故宮博物院(珍宝館)〈約2時間〉 昼食は、麺料理 午後:《北京市内観光》 ○前門大街散策〈約40分〉 ◇シルク店にてショッピング 〈約40分〉 ◎天壇公園〈約1時間〉 夕食は、名物・北京ダック OP:『京劇鑑賞』 |
4日目5/28 | 北京 ホテル 空港 成田 空港 |
6:30発 7:10着 9:40離 13:42着 |
バス CA925 |
《ホテル出発6時30分予定》 空港へは、出発の約2時間前に到着する予定 《空路、帰国の途へ》 (所要時間約3時間30分) 到着後、自由解散 |
マップ
今回、□印が観光した所です。□印の上をクリックすると、リンクしています。
八達嶺長城や明の十三陵および北京国際空港の位置関係は、こちらをご覧ください。
□印の上をクリックすると、リンクしています。
感想
まず驚いたことには、北京国際空港の広さです。「なんと第3ターミナルのコンコースの長さは、およそ3キロ。総面積は約100万平方メートルに及ぶ(第1ターミナルは約6万平方メートル、第2ターミナルは約33万6,000平方メートル)。ひとつの空港ターミナルとしては、世界最大の巨大さだ。成田空港は第1、第2あわせて約77万5,000平方メートル、」だそうです。詳しくは、こちらをご覧ください。 また、北京は広い、日本の四国の広さ程あるそうです。そして、車は、右側通行で、車優先の社会。信号が「青」になっても横断には十分に注意が必要。それから車の多いこと、車間距離が非常に狭い。ちょっとでも間が空くと直ぐに割り込んでくる。私は免許証を持っているが、北京では運転できないと思った。 今回のツアーの参加者は、51名だったが、北京空港で、ホテルグレドアップ組とそうでない組と分かれた。そして、我々のグループは14名となった。マイクロバスは、23人乗りの中型車で移動することができた。また、trapics のスケジュール通りではなく、現地ガイドの孔歐亞さんが、臨機応変(早起きもあったが・・・)に組み替えたので、あまり混雑しないで観光することができた。現地ガイドの孔歐亞さんとドライバーさんに感謝する。 安い費用(オプショナツツアー別料金)だったので、あまり期待していなかったが、スケジュール通り、観光出来たこと。 なんと言っても、万里の長城の一部分に触れたことが良かったです。ツアーの様子をご覧ください。 (写真上:入国ロビー) (写真中:立派な彫刻を飾っている) (写真下:ロビーの外から眺める) |
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このページは、下記の資料を参考にして作った。
「地球の歩き方 北京・天津」 発行所 株式会社ダイヤモンド・ビック社