海外旅行記            

充実のトルコ周遊8日間

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 5日目:モーニングコール: 6:00    荷物回収: 6:30
      朝食      : 6:30    出発   : 7:30

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キャラバンサライに立ち寄る

 7時30分、リクソン ホテルを出発して、カッパドキアへ向かった。コンヤを出るとすぐシルクロードに入る。アナトリア平原の真っ直ぐな道を西へ西へと走っていく。 この時期は、真っ白な雪化粧らしいが、今回は行きなの度何もない。昔観光バスを戦車が誘導したこともあったそうです。シルクロードには、 昔の旅人の宿、キャラバンサライが30qに1つの割合にあったそうです。丁度、ラクダが1日に歩ける距離だそうです。今回は、スルタン・ハヌと名前がついている店で トイレタイムをした。ここは、トルコのいろいろなCDを視聴させてくれる。この店の前にある建物がキャラバンサライではないか?

リクソン ホテル:かなり高い! ドアには、メブラーナ舞像が迎える!
キャラバンサライの跡? その前にあるお店でトイレタイム!

トルコ絨毯工房に寄る

 キャバラン・サライでトイレ休憩後、しばらく走って次にトルコ絨毯工房による。先ずは、絨毯の歴史と作り方の勉強から始まり、絨毯を広げ各々の絨毯の説明をした後、 売り込みが始まる。売り手は、完全歩合制らしく必至に売り込む。「何でこんなすばらしい物を、はるばる日本から来たのに買わないんだ?」と思っているみたいで、 かなりシツコイ。しかし、トルコの絨毯は、遊牧民の暮しから生まれた手工芸品。長い時間をかけて織られ、一家の財産として大切に扱われてきた。 すべて結び糸を二本の縦糸に絡めるダブルノット方式で織られているため丈夫で、孫の孫まで使えるそうだ。確かに記念に買いたいと思ってくる。

途中、ハッサン山が良く見えた(富士山に似ている)
絨毯工房 織り方の説明
店開きが始まる!
ウール100%! シルク100%!
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カッパドキア

 カッパドキアは、「美しい馬の国」という意味。カッパドキアの地層は、数億年前に起きたエルジェス山(3,916m)噴火によって火山灰と溶岩が積み重なり、凝灰岩や溶岩層となったもの。 各層の硬度が異なる砂岩が長い年月をかけて雨と風で浸食され、不思議な形の岩が生まれた。
  カッパドキアの歴史は古く、紀元前 8000年頃には人間が住み始めてい たという。紀元前15〜12世紀ごろにはオ リエントで強大な勢力を誇ったヒッタイ ト王国の中心地として栄えた。紀元後4世紀にはビザンチン帝国の領土となり、この地方に移住してきたキリスト教徒に よって岩窟住居が形成された。11世紀に入るとカッパドキアはイスラムの支配下に置かれたが、キリスト教徒はその後もこの地に暮らし続けた。しかし1923年、トルコ共和国が成立すると、ギリシアとの間で住民交換が行われ、 キリスト教徒はこの地から姿を消した。

鳩の谷

 カッパドキアはワインの産地として知られている。ここに住む人たちは葡萄の木を育てるための肥料として、鳩の糞が必要だった。小さな穴は鳩の巣になるように人工的に作られたのである。

鳩の谷 小さい穴が見えますか!
鳩の谷からウチヒサールの要塞を眺める
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ウチヒサール

  「3つの要塞」という意味をもつウチヒサールは、 カヅパドキア一帯で最も高い位置にある小さな村。 村の中心には敵の侵入を防ぐための城塞として利用された岩山がそびえ、頂上からは360度のパノラマが開ける.岩の上部に開いた無数の穴は八トの家で、八トの糞を集めて肥料にしている。現在は岩窟住居に人は生活していなUが、小さな庭があったり、 穴にガラス窓があったりと当時の暮らしぶりがうががえる

要塞をバックに全員で! ラクダと一緒に!
ウチヒール要塞!

洞窟レストラン(BORA)

 夏でも冬でも温度が同じ洞窟式レストラン"BORA"で昼食。スープ、豆、マスのグリル、ライスプディングを召し上がれ。

洞窟式レストラン。太陽熱のパネルが
アンバランス!!
洞窟式レストランのテーブルを囲んで
スープ
マスのグルリとライスプディング

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ギョロメ野外博物館

 カッパドキアでは4世紀ごろから多くのキリスト教徒が住むようになっていたが、9世紀ごろがら強ま たイスラムの圧迫から逃れるため岩を掘って洞窟に教会や修道院を造ったといわれている。その中心となった場所がギョレメで、一帯に400〜500もの教会があったという。現在は約30の教会が野外博物館として公開されており、信徒が描いたフレスコ画や信仰の名残りなどを見することができる。

男性の修道院跡 女性の修道院跡
リンゴの教会の内部、色彩豊かなフレスコ画を見る(フラッシュ禁止)
ギョロメには19世紀まで人が住んでいた 食道後には石を削って造ったテーブルが
高台から遠方を眺める 皆さんギョロメ野外博物館の感想は?

スリーシスターズ(親子岩)

これが有名なスリーシスターズ!
ハッサン山を眺める スリーシスターズから遠方を眺める
ナザール・ボンジューウ
 トルコの魔除け。視線のガラス玉という意味で、嫉妬の視線を跳ね返すお守り。
 トルコでは嫉妬深い視線を受けると病気になると信じられている。子供の衣服に縫い付けてあったり、家のドアにかけてあったりする。
 キーホルダーや壁掛けなどがあり、どこでも売っているけど、エフェソスかカッパドキアで買うのがいいです。
(談・写真提供:高橋さん、鳩の谷で撮影?)

アンカラへ

 洞窟レストランで朝食を済ませた後、小型バスにトランクを積み替えていた。その小型バスはそのままイスタンブールに行くらしい。我々は、アンカラエクスプレス(1等寝台)に乗るためにアンカラに向かう。途中、ドラブインで夕食。アンカラ駅には21時頃到着した。ドライバのラフヒィトさんとはここでお別れした。そのままイスタンブールに帰ったのか、アンカラで一泊したのかは分からない。列車はちょうど22時に出発した。 寝台室は、2段ベットで、やや狭いが、化粧台はあった。トイレは列所の後方に共同である。明日は、イスタンブール。お休みなさい。

ホームは閑散としていた この列車に乗る
化粧台は室内にあった!

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このページは、下記の資料を参考にして作った。
 「るるぶ トルコ・イスタンブール」 発行所 JTB ッブリッシュング
  「トルコ 阪急交通社のガイドブック」
  「トルコ」 出版・販売 MERT Basim Yaymecilik Dagitim ve Reklamcilik Tic. Ltd .Sii.
 添乗員 高橋さんの「イスタンブールまでの道のり」と「ブルゴ風メモ」
 ガイド アルパーさんのガイド説明